GBB21 Denのインタビュー映像が公開されました。その日本語訳を公開します。
以下翻訳です(翻訳提供:種田芽衣子さん):
- あなたは何でビートボックスを始めましたか?
Naturall7というアカペラグループがいて、彼らは声やビートボックスで曲を模していました。
僕は、僕にも似たことが出来るかも!と思って始めたんです。でも、歯の矯正のために少しやめてしまいました(笑)
その後またビートボックスを続けるようになったのは、KRNFXの喉ベースのチュートリアルを見たからです。随分前に削除されてしまったけれど、ぼくはそのビデオがきっかけで喉ベースを学びたいと思い、ずっと練習してきました。
- GBBに参加したいと思った理由は?
ほかのビートボクサーに会ったり、インスピレーションを得たかったし、インスピレーションを与えるような人になりたかった。それに、GBBレベルの大会に参加することは、わからないけれど、僕にとってのゴールでもあります。ビートボクサーとしてだけじゃなく、アーティストとしてもです。
- GBBに参加することの最大のメリットは?
自慢げに聞こえないと良いんだけど……この大会で、僕のことをまだ知らない多くの人に、自分の存在を広めることが出来ると思っています。
ビートボックスコミュニティの人を満足させることをしないと。
GBBはビートボクサー以外の視聴者もいますよね?僕はGBBを通して、ビートボクサー以外の人も驚かせることが出来る、と思っています。
- どのくらいの期間、どうやってGBB21の準備をしましたか?
あー……僕がGBBに参加できる知らせを聞いたのは大会の数週間前だったんです(笑)
でも、2つのことを準備しました。
ひとつは、サンクスギビングパーティで、家族の前でパフォーマンスしました。僕達はよく大きなパーティをひらいていて、そこで“OKやってみてよ!”って言われて。
僕は長い間ライブでのパフォーマンスをしていなくて、“いいチャンスだ!”と思いました。オンラインバトルから随分時間も経っていたし、勉強になりました。
それからもうひとつは、僕の友達のkaliにたくさんのジャムセッションに誘ってもらったことです。
僕はそこに行って他の人といい感じのビートボックスをして、
楽器のことや、僕自身をさらに理解することになりました。これは僕のパフォーマンスにおいて大きな助けになったと思います。
特にジャムセッションをしている時、パフォーマンスよりも聴くことに集中することになると思う。
そう、よく聴いて、これに何を付け足すべきか?を考えるんです。
(時々ハイハットしかできなくなるもんね?笑)
そうそう!ハイハットが全てだよ(笑)
Q.ビートボックスをする時、どうやって観客を感動させますか?
A.昔からのお客さんを喜ばせるには、スヌープ・ドッグだよね(笑)これでみんな夢中になってくれる。
個人的には、ビートボクサーじゃない観客と、ビートボクサーの観客に向けてはパフォーマンスを変えます。
けれど、最終的にはそのふたつは一緒になります。
ビートボクサーじゃない人も、ビートボクサーもどちらも満足させるスタイルを目指している。僕は、聴きやすい、耳心地の良い“音楽“を作りたい。
でも、もし聴く人がビートボクサーで、ビートボックスをよく理解していたら、難しいとわかるものも少しは組み込みたいです。
- どんな風にビートボックスを楽しみますか?またどのようにして新しいルーティンを作っていますか?
僕は、めったに座ってビートボックスを練習したりしません。だって口は顔についていますから。
顔に口がついてさえいれば、どこでだって出来ます。
家事をしながらとか……なんだろ、シャワーを浴びながら、歩き回りながら?
だから、普段ずっとビートを刻んでいるし、特にGBBのためってことはないけど……でもいくつかの異なるアイデアを取っておいて、大会のためにそれらを1つにはするかな。
あ、このアイデアはこの曲とマッチする、キーもおなじ、テンポも同じ、って合わせてリミックスします。
僕のワイルドカードでしたようにね。
そしてテンポをおとしてやってみて、できるかどうかを確認する。たくさんのやり方を試してみて、最終案を書き起す。
アイデアは自然に浮かぶんです。
- 良いショーをするための1番のアドバイスは?
みんなが満足するものを届けることです。
ビートボクサーも、ビートボクサーでない人も、両方が“もりあがるもの“を。
- GBBの他にパフォーマンスしてみたい場所は?
この手の質問に対する答えは少し漠然としたものになってしまいます。
明確にここでパフォーマンスしたい、という場所はありませんが、最終的にビートボックスが音楽業界の1ジャンルになれるとは思います。
将来多くのビートボクサーが音楽業界の中心にいると思います、これは現在のビートボックスシーンが未熟である、という意味では無いですよ!
何人かの人が、ビートボックスはもっと大きな舞台で出来る!と言っているのを知っています。
でも、僕は他の方法でも活躍できると思っています。
少し主題から外れますが、僕ら自分のスタイルで音楽性とバトル性を両立したいと思っています。
よく言われるのが、“あぁ、彼(DEN自身のこと)は音楽性の高いビートボクサーだ、ショーケース向きだけどバトル向きではないね“。
どうして両立できないと思うんでしょうか?音楽性の高いビートでも、攻撃性は持てるはずですよね。
- 好きなビートボクサーは?
えーーーっ……と、Elissi(笑)
- 好きなルーパーは?
……うーん、Thorsen
- 今1番バトルしたい相手は?
えぇどうしよ、HISS!
- バトルしたくない相手は?
Elisii(笑)
- どうやったらあなたの情報を得られますか?
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