GBB21 Alexinhoのインタビュー映像が公開されました。その日本語訳を公開します。
以下翻訳です(翻訳提供:ぬる湯さん):
「ALEXINHOです。フランスからきました。(ビートボックス)」
- 良いスタートですね。
「ありがとう(笑)」
- ビートボックスを始めたきっかけと、それを続けている理由は何ですか?
「ビートボックスに出会ったのは、YouTubeがきっかけだったね。適当に動画を見ていたらビートボックスのビデオが出てきたんだ。
昔、テレビ番組でJoseph Poolpoがやってたやつでさ、これで初めてビートボックスを見たんだけど、マジでビックリしたね。
そんな彼のおかげで、自分の街のビートボクサーたちにも出会ったよ。
特にL.O.Sはアンジェ(フランスの都市)の最初のフランスチャンピオンでさ。
(画面に向かって)L.O.S、俺のこと見ててよ。(投げキッス) ははは(笑)
それに、友人やコミュニティは俺にとってすごく大切なもので、幸せな気持ちになるんだ。ここにいることも、友人と一緒に楽しむことも、そして楽しい時間を過ごすこともね。」
- プロレベルを目指した理由、またGBB21に参加しようと思った理由は?
「俺は昔から負けず嫌いだったんだ。スポーツまでもね。ビートボックスバトルを知ったのはかなり後だったけど、とても楽しかったな。それに、スポーツマンシップに則っていることもわかっているし。フェアプレーってやつ。いいよね。だから、フェアプレーと......幸せと......笑顔と......競争とを混ぜることができればいいんだ。それが1番大事だし、それが俺を惹きつける理由だな。
そして何でGBB21なのかって言うと、何年も前からバトルをやってる俺にとっては挑戦みたいなものなんだ。
それに、ここずっと奇妙な時間(自粛期間)を過ごした後だろ?
だから取り戻して、また感じたいと思ったんだ。GBBのステージに立つとはどういうことなのか、クレイジーな観客とクレイジーなエネルギーが自分に向かってくるという感覚をさ。
これはチャレンジだけど、絶対楽しんでくるよ。」
- あなたにとって、GrandBeatboxで戦うことの醍醐味は何ですか?
「ステージに立ったとき、GBBに出たとき、これからライブをやるんだという実感が湧いたときかな。
その瞬間に感じる最高の、本当に強い何か、そして始まる前のこの瞬間は何か。
ステージ、音、観客、景色、あらゆるものからたくさんの事を吸収しているんだ。
それはすごくユニークなことだと思うよ。
アーティストにとって、それがどんな感じなのか知れるのはとても良いことだと思うな。」
- GrandBeatboxは、あなたのビートボックスのキャリアの助けになっていますか?
「もちろん!GBBのおかげで視聴者やフォローしてくれている人たちに、もっと認知してもらうことができたと思う。
認知度も高い世界最大のビートボックスバトルだからね。エントリーしている皆にとってもすごく良いことなんじゃないかな。」
- この大会のために具体的にどのような準備をして、どのくらいの期間準備しましたか。
「今回は準備したよ(笑)
俺は今のシーンの多くの新人とは取り組み方が違うと思うんだ。
俺はただ、ストレスを感じたくないし、(自分自身に)プレッシャーをかけたくないんだ。
そういうやり方はしたくないし、それが自分の為にならないことも分かってるしね。
アイデアを見つけたら、道を歩いていても何かをしていてもすぐに録音するんだ。で、家に帰ってからまた試してみる。
俺は、アイデアを見つけたときはただ感じるだけなんだ。後で他のものと組み合わせてみたりするよ。」
- ビートボックス・パフォーマーとして、観客に感動を与えるために普段から心がけていることはありますか?
「音かな。大きいステージで通用する音。
何がステージで通用して、何が通用しないかを経験的に知っている人もいると思う。
例えばだけど、人々や観客に自分のビートボックスや体で感じるパワーを示すことができれば、もし観客全員を魅了することができれば、そうだね、それが1番大事なことかな。」
- GBBでのライブの際にも変化がありますか?
「GBBに参加するのは特別なことだから、少しはそう思うかもしれない。ビートボックスをよく知ってる人たちばかりだからね。
だから、ステージに上がる前はプレッシャーがかかるんだ。
それに、誰もがそうだと思うんだけど、100%の力を発揮して、みんながもっと見たいと思うような、何か変わったことをやってみようとするんだよね。」
- 練習の際に心がけていることや、GBBの新しいルーティーンはどのように考えているのですか?
「これはさっき言ったことと同じで、アイデアを見つけるというか、音やメロディーを感じて、ああ、この音に合うんじゃないか、自分が作ったもののこの部分と合うんじゃないか、そうやって考えるんだ。
『一週間前のこのオーディオ、OK、一緒に合わせてみよう。』ってね。
どの音がステージで使えるか考えるよ。大きい会場になることは分かってるし、それにその良い点と悪い点を知ってるからね。
戦略みたいなものでもあるんだ。
新しいアイデアや新しいものを見つけようとはしているんだけど……ステージで通用するものを見つけたいんだよね。
たまに何個かアイデアを見つけてはいたんだけど、それはステージ上ではあんまりだったから。
そんな感じで、なんて言ったらいいのかわからないんだけど、これはダメ、これは良い、これはダメだ、これは良いな、って。(アイデアを仕分ける)」
- ビートボクサーの皆さんへ、良いショーを行うためのアドバイスをお願いします。
「うーん……自分を感じることかな。
ただ、俺たちはみんな違っていて、表現方法も違うし、それはステージと同じなんだ。
だから俺たちは自分たちがしていることに誇りを持ち、自分たちが音楽をやっていることに誇りを持ち、自分たちが何をすべきかを考え、いい気分でやることが必要なんだと思う。」
- 世界のどこで、どんなステージで、どんなフェスティバルで、演奏したいですか?
「中央アフリカだったかハンガリーだったか忘れたんだけど、Szigetっていう大きなフェスがあって、そこのクレイジーなステージでクレイジーな観客と一緒に演奏してみたいね」
- 今後2、3年の間にビートボックスはどのような方向に進んでいくと思いますか?
「さらに発展し、大きく躍進して、今よりもっと知られるようになるんじゃないかな。毎年発展しているしね。
俺はただ、自分たちがエネルギーや良い雰囲気、家族的なムード、良い友情を保ち続けることを願ってるよ。
ソーシャルメディアやインターネットとか色々なものがあるけど、イベントの時に会うのとは全く違ってるからさ、俺はなんかちょっと怖いんだよね。
でも、GBBにいるみんなに会うと、なぜGBBが好きなのか、なぜここにいるのか、なぜこの人たちと一緒にいるのが好きなのかを思い出すんだ。」
- お気に入りのソロビートボクサーは?
「GENE SHINOZAKI」
- お気に入りのルーパーは?
「SARO」
- バトルしたい人は?
「あー、いい質問だね。Stitchは楽しそうだな。名前を出さなきゃいけないのかわからないけどね(笑) 全員だな!」
- バトルしたくない人は?
「Alem(笑)」
- 好きな食べ物は?
「んー、日本食」
- あなたのSNSを教えてください。
「ああ、俺のSNSね。myspace(昔流行った大手SNS)で俺をフォローできるぜ。 冗談だよ(笑)
今は、Instagram『alexinhobbx』、Youtubeとfacebook『Alexinho Beatbox』でフォローしてね。それとbass6(インタビュアー)のフォローもね。」
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