GBB21 Vocodah インタビュー

GBB21 Vocodahのインタビュー映像が公開されました。その日本語訳を公開します。

https://www.youtube.com/watch?v=Te2hx98oeR0

以下翻訳です(翻訳提供:種田芽衣子さん):

 

僕の名前はアンソニー、ビートボクサーとしての名前はVocodah

アメリカのバージニア州リッチモンドから来ました。

  • どうやってビートボックスを知り、続けてきましたか?

どうやって知ったか?僕にはミドルスクール時代(12~14歳)にベンという友達がいたんだ。

僕たちがバスに乗ってる時、彼がちょっとだけビートボックスをしてくれた。(スリザーベース?)2012~2013年頃かな。

僕は"うわっ、クレイジーだ"って。それから彼はラップでWorldstar(米HIPHOPチャンネル)に出演して、ビートボックスをやめてしまった。

ぼくはえぇ?やめちゃったの?って感じだったな

あと、僕はXboxを通じてこのシーンのたくさんの人に出会った。D-lowや、Frostyもそうだね。

そんなふうにたくさんの人と出会いながら続けてきた。

僕がビートボックスを続けてきた理由は、自分が好きな音楽とビートボックスを繋げる方法を見つけられたからです。僕はダブステップやEDMが好きなんだ。

つまり、僕は本当に好きな音楽を、自分のために、自分で作ることができるってこと。

  • あなたはなぜプロのビートボクサーとして大会に出始めましたか?また、GBBに出たいと思った理由は?

うーん、最初の質問への答えだけど、バトルがとてもクールだと思ったからかな。

それに最初は、1分半で構成して練習したものを1分半でやりきって見せることができる、って思った。

全てのビートボクサーに触発される点で、GBBは凄いよね(笑)だって全てのビートボクサーにそれぞれのスタイルがあって、彼らはそのために何年も費やしてる。

ぼくはそれらが一体となる瞬間を見るのが本当に好きだよ。

  • あなたの目から見て、GBBに参加することの最も良い点はなんですか?また、GBBに参加することはあなたのビートボックスにとってプラスになる?

あぁ、何が得られるか?かな?

GBBは最も大きな大会だし、僕の意見だけど、GBBはただのビートボックスよりも芸術的な視点からのバトルが求められると思う。誰が優れてるとかではなく、誰がそれに答えられるか。

そしてそれは、どちらが優れているかというバトルよりも面白いと思う。

  • どのくらいの期間、どうやってGBB21の準備をしましたか?

あぁ……最初の僕の"Headbanger"のワイルドカードが通った時からずっと準備していたよ。僕の目標はただ、僕のスタイルの全てを見せる構成を作ることだった。似たようなものであっても、僕は本当に全てのラウンドできちんと自分のビートボックスを見せたいよ。

新しい何かがあっても、僕はきちんと出来るようになってそれを構成に組み入れたい。

僕たちは限られた音から無限の組み合わせを考え、制限された音から無限の音楽を作りたいと願い、そのために努力する。

多くのビートボクサーは本当にクレイジーな方法でそのサウンドを聞くのが好きだし、僕たちがまだ出来ない何百万の音があるとしても、いつも誰かが無意識のうちにその音を出せるようになるんだ。

  • Beatboxをする時、どうやって観客を感動させますか?

その質問の答えは、僕から答えると少し奇妙な答えになるかもしれない。答えは僕自身を見せることです。僕の目標は、それをわかりやすく、理解しやすく、かつ実験的にすることかな。僕は、EDMのような、ビートボクサーがそんなに聞いていないような楽曲を作れます。それはクレイジーに聞こえるし、ビートボクサーからすると"どんなテクニック?!"ってなると思う。だから僕の目標としては、自分らしくありながら、どれだけアピールできるかが大事かな。

  • 良いショーをするための一番の秘訣は?

相手に届くこと。物理的な意味じゃないよ。

今この瞬間をどう相手に響かせるか、響かせるものはいつも練習しているものになるだろうけど、それを作り上げるのは自分自身だ。

僕は、普段から使っているビートがあって、ある日それを使ったんだけどイマイチだった。2年後、僕はそのビートがクレイジーでもウケなかったことを分かっていて、同じビートを使う。すると、そこでは勝つことが出来た。

うわ、なんでこのビートを普段から使わなかったの?と言われたけど、うん、実際前回は上手くいかなかったんだ。でもそれはビートのせいじゃない、どう作り上げるかが重要なんだ。

  • GBBの他にパフォーマンスしてみたい場所は?

既にパフォーマンスしたことがある?

A.ダブステップやEDMのライブ経験があるよ。ダブステップのプロデューサーはいるけど、ほんとに小さなコンサート会場でね。そこで彼らは「ようVocodah!」って僕にマイクを渡してくれた(笑)

僕はEDMやダブステップのコミュニティにビートボックスとは何かを示し、それらを実際に結び付けたかった。LOST LAND(EDMフェス)が夢だし、Excisionともコラボしたしね!

  • 数年後、ビートボックスはどうなっていると思いますか?

うーん、さらに進んでるだろうな。ビートボックスがどれだけ人に受け入れられるかにかかってるだろうし、どうなるかはそれぞれの人の考え方によるけど。

ビートボックスは今とても広まってると思う。

ビートボックスの音も沢山増えたし、本当にそれぞれがスタイルを確立できるようになった。

ゼロから新しいスタイルを作ることができるし、制作の観点からもオリジナルを構成することができる。

数年前は、学べるサンプルはあまり無かったし、こんなにたくさん人がいなかった。

それぞれのスタイルを確立した人がたくさんいて、彼らは新しいものを見つけて、ビートボックスをより前進させるだろうってのは僕が言えることかな。

僕の意見だけど、今できないこともいずれできるようになると思う。

  • 好きなビートボクサーは?

Antilt

  • 好きなルーパーは?

今?KRISTõF

  • 今1番バトルしたい相手は?

うぅ……この大会で?多分……B-art

  • バトルしたくない相手は?

いない(誰とでもバトルする?)だれとでも

  • どうやったらあなたの情報を得られますか?

全てのプラットフォームでVocodah

また、vocodah.comではbeatboxも、音楽も、あとアパレルもあるよ!