GBB21 Colapsのインタビュー映像が公開されました。その日本語訳を公開します。
以下翻訳です(翻訳提供:ぬる湯さん):
- ビートボックスを始めたキッカケや、今も続けられている理由は?
11年以上前のことだけど、友人がビートボックスのようなものを見せてくれて、「一緒にやらない?」と言われたんだ。「いいね!やってみよう」って答えたよ。
最初はただの遊び感覚だったから、3〜4年は学校でビートボックスをやったりして、遊び半分で彼と過ごした。いい思い出だったな。
そして自分でもyoutubeで動画を探し始めたんだ。
そしたら、僕が住んでいるフランスのパリにも大きなコミュニティがあることがわかって、その頃からそこのオンラインコミュニティにも参加し始めた。
そこでみんなに刺激を受けていたんだけど、実際に大物を相手にするようになって、「ああ、これは(見るだけじゃなく)実際にやった方がいいな」って思ったんだ。
そのおかげでビートボックスを続けたいと思うようになったし、それが深い情熱にもなった。そして、僕の仕事にもなったんだ。
- プロのレベルを目指そうと思った理由や、GBBに出ようと思ったキッカケは?
Beatboxを始めたキッカケはバトルだったし、こうやって色んな人が一堂に会すると色んな事があって、「あー、いっぱい戦ってきたな」って気づくんだ。
そうやってたくさんバトルしてきて、勝てるようにもなってきて、アーティストとしてもバトラーとしても次のキャリアステップの為にはいつか出なきゃって思ったんだ。
- GBBで戦うことの醍醐味とは?
自分がベッドルームで思いついたアイデアを世界に向けて発信できるって、すごいことだと思うんだよね(笑)
そして皆がそれに応えてくれる。そんなつながりがあるのは、本当に素晴らしいことだよ。
- あなたの目から見て、GBBはあなたのビートボックスのキャリアに役立っていると思いますか?
そうだね。僕にとっては、アーティストとして成長させてくれたものだからね。
それだけじゃなくて、シーンで少しずつ人気が出てきたのも、GBBのおかげだし、2018年の7toSmokeのおかげだよ。
- ああ、あなたは凄かったですね。
うん。これが、少しずつ人気が出るようになった最初のキッカケだったね。2019年のGBBになってからは更に人気が出たし。
それに、色々な面でかなり助かってるよ。
だって色んな人が「このイベントで見かけたんだけど、うちで働いて(演奏して)みない?」なんて声をかけてくれるからね。
仕事をする上でも、ソーシャルメディアを使う上でも、とても助かってるんだ。
- 今年のGBBに向けて、具体的にどのような準備をしてきたのでしょうか。
うーん、僕にとっては何か変な感じだったね。だって2019年にはGBB2020に出れることは決まっていたしね。延期するたび、毎回準備を済ませていたよ(笑)
2回か3回延期されたかな。正確には覚えてないけど、その都度一生懸命ルーティンを練習して、その都度準備をしていたのは覚えてるんだ。
そして、GBB2021の日程が発表されたとき、僕は自分のルーティンが今の時代には合わないことに気づいた。
だからひとつひとつ手直しして、2021年のCOLAPSとしてアップグレードしたんだ。
これはとても良いチャレンジだったと思うよ。自分の限界をはるかに超えたものになったからね。
- ビートボクサーとして観客を魅了するために普段どのようなことをしていて、またGBBの観客の場合はどのようにしますか?
普通のお客さんにはもっとシンプルなものを、ビートボックスファンにはイカしたテクニックを駆使して、お客さんを感動させたいなと思ってる。
GBBのお客さんはその両方を兼ね備えていると思っているから、そういったルーティンを作ったよ。
パフォーマンスの仕方は変えないかな。どちらかというと、ルーティンとかステージ上での振る舞いとかの方が重要じゃないかな。
- 練習中はどのようにして楽しんでいて、また、新しいルーティンを作る際、インスピレーションはどうやって得ていますか?
僕はいつもビートボックスを楽しんでいるし、それは決して強制されてるわけじゃない。
もちろん、インスピレーションを得るために、他の人の意見を聞いたり、ネット上の出来事も聴いたりしてビートボックスを楽しんでる。
だけど音楽とかも聴くよ。
自分が観客に向けてやりたい音楽ってのは自分でわかるからね、そのジャンルの曲をたくさん聴いたり、あとは知り合いのビートボクサーの曲を聴いたりしてるかな。
誰かの影響を受けながらも、自分のコンボを作る方法を見つけるのはとても面白いことだと思うな。
- ビートボクサーの皆さんに、良いショーをするためのアドバイスはありますか?
まずは自分の好きなことをすることが大事だと思う。
お客さんに喜んでもらうことも大切だけど、良いショーをするためには、まず自分自身がハッピーじゃないとね。
自分の好きなものに集中して、それを100%貫く。あとは自然にできるかだね。
- GBBの他で、パフォーマンスしてみたい場所や、すでにした場所、夢のステージなどがあれば教えてください。
僕はフェスティバルとかクラブとかバーとか、色々な場所で演奏してきたけど、僕が好きなのはフェスティバルやバーかな。やっぱり雰囲気が違うしね。
キャンプ場でもキャンプをする人たちのために演奏したこともあったな(笑) すごく温かい雰囲気だったし、いい思い出だよ。
- 数年後、ビートボックスはどうなっていると思いますか?
ほとんどの大会はやり方が同じだったから、みんなそれに慣れて急激にレベルアップしたんだよね。レベルって意味としてはこのままでいいと思うよ。
バトルに関してだけど、今のソロは常に1対1で、1分30秒ごとのラウンドとかだよね。
でも、UFC(アメリカの総合格闘技)みたいに、1対1の対戦だけじゃなくて5ラウンドずつ対戦するとか、そんな新しいフォーマットが出てくると思うし、それはそれで良いんじゃないかな。
これはひとつのアイデアに過ぎないけど、他にも色々なバトル形式は生まれるだろうね。
だって僕たち必要なのは、いつも同じことをするのではなく、進化することだと思うからね。
- お気に入りのソロビートボクサーは?
あー、Dharni
- お気に入りのソロルーパーは?
うーんと、SARO
- 好きな食べ物は?
ファヒータ(メキシコ料理)
- あなたをフォロー出来て、情報を知れるSNSは?
ネットはどこにでもいるよ(笑)
YouTubeはColaps、Instagramはcolapsbbx、Twitchはcolapsbeatbox、TikTokはcolapsbbx、Facebookはcolapsbbx。どこにでもね。
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