GBB21 Hissのインタビュー映像(長編)が公開されました。その日本語訳を公開します。
以下翻訳です(翻訳提供:ぬる湯さん):
- ビートボックスを始めたキッカケはなんですか?
「えーと、もともと音楽全般に興味がありました。あと、学生時代の友人にビートボックスをやっている人がいて、最初は楽しかったので真似をしていました。
そして、そこからビートボックスを楽しみ続けた結果、今の自分があるのだと思います。」
- GBBで戦おうと思ったキッカケはなんですか?
「んー実はGBBは目標としてはいたんですが、GBBに出場して優勝に対する願望っていうより、なんかこうただ世界のビートボクサー達が集まってビートボックスをするってこと自体僕にとってはすごく嬉しかったですね。
でも運よく僕がGBBのソロカテゴリーで参加できることになったので、頑張ってベストを尽くしてやってみようと思います。」
- GBBで戦うことの醍醐味はなんですか?
「そうですね、ビートボックスに関する知識などを交換することで、今まで知らなかったビートボックスの知識を得られると思います。
また、GBBに向けて準備や練習をすることで、常にレベルアップしていることを実感でき、これも大きな収穫です。」
- GBB21の準備はどのように、どのくらいの期間行いましたか?
「現在韓国では、上司兼マネージャーのSinzoさんと一緒に『HypeerTime』というプロダクションチームを結成しています。
僕たちはたくさんのMIDI制作を行い、それに加えてGBBの準備を3ヶ月前から少しずつ、しかし一貫して行ってきました。
なので、一般的には、GBBのために出来るだけの準備をしたと思います(笑)」
- パフォーマンスの際、どのようにして観客を魅了するのでしょうか?
「個人的には、ビートボックスをするとき、最初からすぐにビートボックスをするのではなく、観客がパフォーマンスに没頭するために、ビートボックスのイントロをはっきりさせることがとても重要だと思っています。
なので、セットの最初がとても大事なんです。そして、その後の後半部分は、練習通りの完璧なパフォーマンスをするようにしています。」
- GBBで演奏するとき、それに変化はありますか?
「これはバトルに限らず、ショーケースなどのあらゆるパフォーマンスに応用できると思います。いずれにしても、これらの方法は非常に重要です。」
- 新しいルーティンを作るにはどうしたら良いですか?
「僕の場合『特定の“ビートボックス"のルーティンを作らなければならない』と考えるタイプではありません。
何か音楽的なものを作ろうと思ったときに、ビートボックスで作れるのであればそうしますし、出来ないのであればMIDIで制作します。
基本的には、いろいろなアーティストの音楽を聴いてインスピレーションを受けたとき、それはビートボックスに反映されるものもあれば、MIDIの制作に反映されるものもあります。
なので、これは僕なりの練習方法であり、創造方法なのです。」
- 良いショーをするためのベストなアドバイスはありますか?
「これは僕にも当てはまることなので、本当に言っていいのか分かりませんが……ビートボックスをするときには自信が大切だと思います。
僕はこの2年間、ビートボックスのイベントで大きな舞台に立っていなかったので、とても緊張していて、自信を失っていました。
しかし、僕の本当の親友であり、Korea Beatbox TV創始者であるBaraは僕に『自分のスタイルに自信を持て』と言いました。
それ以来、僕はその言葉を心に留めています。
また、ステージ上でビートボックスをする際に考慮すべきアドバイスの1つだとおもいます。」
- 世界で最も演奏してみたい場所はどこですか?
「出演してみたいイベントはたくさんあります。僕はエレクトロニカ音楽が好きなので、次のようなイベントに出ることは、実は僕の目標の1つでもあります。
EDC、UMF、Tomorrowland。そしてその他にも同様の大きなフェスティバル。」
- ワークショップをやってみたいですか?
「機会があれば、初心者のビートボクサーや現役のビートボクサーに、僕が提供できる全ての情報を教えたいと思います。」
- 2年後のビートボックスはどうなっていると思いますか?
「現在のビートボックスシーンは、ほとんどがスキル対スキルの戦いだと僕は思っています。音楽性ではなく、技術性の時代になったのだと思います。
個人的に、自分は技術的より音楽的なビートボクサーだと思っています。なので、個人的にはビートボックスが今後、より音楽性に近づいていってほしいと思っています。(笑)
2年後は、まずこのGBBの結果次第ですね。
多くの人がビートボックスシーンで様々な音や技術を生み出し、発展させ、磨いていくのだと思います。そして『Pohスネア』や『インワードベース』など、画期的なサウンドやスキルが続々と登場する可能性があります。」
- どこであなたをフォローすれば良いですか?
「(笑) あー、YouTube, TikTok, Instagram, Facebook, SoundCloud, …… @Beatboxhiss よろしくお願いします(笑)」
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