スマホ事情
まず現地へ到着したらスマホが使えないと話になりません。
ただ、海外へ向かうにあたって気を付けないといけないのが、海外でネットを利用するためには少しばかり準備が必要ということです。
日本のスマホ大手3社は海外でもネットを使えるよう通信網を整備していますが、日本で契約したプランとは別料金で扱われます。しかもその料金がびっくりするくらい高い。あなたが石油王でもない限りこれを利用するのはやめましょう。
海外でネットを使う方法は主に2種類あります。それぞれの特徴をまとめました。
特徴 | 値段 2021/10/30時点 | |
日本でWifiもしくは SIMを購入する |
・日本語のサービス、日本円で払える ・旅行前にあらかじめ準備できる →安心してGBBに臨める ・高い ・ネットで面倒な手続きが必要なことが多い |
参考:HIS Mobile「変なSIM」 SIMカード本体 2178円
アプリ内通信課金 世界周遊プラン 6GBまで 5500円 |
ポーランドでSIMを 購入する |
・安い ・空港、コンビニで簡単に購入できる ・英語が読めないとトラブル発生時詰む (英語非対応サービスもあり) ・現地通貨(PLN ズウォティ)払い (クレカは使用可) |
参考:T-Mobile.pl 30GB/月 PLN 25
Orange SIM※ 15GB/月 PLN 5 |
※Orange SIMは、空港内で購入しないといけない。市内のコンビニで購入した際、必要なパスワードが書かれたレシートが貰えなかった。
との報告あり。(GBB21現地観戦した友達より)
若干管理人(筆者)の主観が入った特徴ですが、これを見てどちらか自分に合うほうを選んでください。
ちなみにPLN 25は日本円で900円くらいでした。(クレカの外貨両替手数料含む)
値段は日本で購入するほうが9倍以上高いということになります。
ローミング切れ!絶対!!
ローミングとは、契約している通信事業者のサービスを、その事業者のサービス提供範囲外でも、提携している他の事業者の設備を利用して受けられるようにすること。また、そのようなサービス。海外で提携先の現地事業者のサービスを受けられることを「国際ローミング」(international roaming)という。
引用元:ローミング(roaming)とは - IT用語辞典 e-Words(参照日 2021/11/2)
リンクはこちら(https://e-words.jp/w/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0.html)
これをスマホの設定でオフにしていかないと、先ほど説明した「日本のスマホ大手3社が海外でもネットを使えるよう整備している通信網」に接続してしまい、高額請求の原因になります。絶対オフにしましょう。
この設定をオフにする方法は、端末によって違います。Google検索して調べるか、お手持ちの端末の取扱説明書を確認してください。
おすすめアプリ
- Google map
Google mapにはあらかじめ特定地域の地図をダウンロードしておく機能があります。これを使ってワルシャワ周辺をダウンロードしておけば、仮にネット接続にトラブルが発生してもGPSさえ使えれば市内を探索できます。
管理人も1度これに救われました。皆さんも必ず日本国内でこれを済ませましょう。
Google map ヘルプ ダウンロードしたエリアをオフラインで見る
- Google翻訳
Google mapと同様に、Google翻訳にもあらかじめ特定言語をダウンロードする機能が備わっています。
ポーランド語をダウンロードしておきましょう。日本語は、(デフォルト言語設定を英語にしている管理人のような変人でもない限り)ダウンロードは済んでいます。これは仕様です。
Google翻訳 ヘルプ オフラインで使用する言語をダウンロードする
なおGoogle翻訳は、訳してほしい文字をカメラで読み取るだけで訳してくれる機能も備わっています。
対応している言語が限られていますが、ポーランド語・英語は対応しています。
- Jakdojade
読めない
これは日本でいうYahoo路線にあたるアプリです。ポーランド語・英語のみで日本語は対応していませんが、空港からの移動には重宝します。また切符の購入もできます。
ポーランドの電車の乗り方は少しコツがいります。
ググれば乗り方の解説サイトはたくさん出てくるので、今回は管理人が参考にしたサイトの紹介にとどめます。
ワルシャワ・ショパン空港からワルシャワ市内へのアクセス【ポーランド】
ホテル事情
"ibis budget warszawa reduta"
GBB21では、管理人含む日本からの現地観戦メンバーは "ibis budget warszawa reduta" というホテルに宿泊しました。
1泊2000~3000円と非常に安いホテルで、空港からのアクセス、GBB会場へのアクセス共に良好。
部屋の設備はとてもきれいで、生活するうえで何ら支障はありませんでした。USB給電ポートが部屋についていて、わざわざコンセントを持参しなくてもスマホの充電が行えるようになっており、非常にお得なホテルだと思います。
写真撮ったらスマホにつけてあるひもがうつってしもた
撮影:筆者
しかし、アメニティグッズが一切なかったり、冷蔵庫もコップもなかったり、滞在中に部屋の清掃がなかったり、朝食が別料金であるところは、やはり値段相応のホテルといったところです。
最安値を攻めたい人にはベストのホテルだと思いますが、もう少し値段が高くてでも良いホテルを探すという考え方もできます。
部屋の中の様子を撮影した動画・画像がこちらです。1-2人用の部屋として十分な広さと設備です。
※動画が見づらい方(スマホで閲覧している方など)はこちらからも確認できます。
※種田さんと当サイト管理人の宿泊した部屋が別であるため、若干レイアウトが違っています。(おそらく線対称になっている)
※右側の画像は"ibis warszawa reduta"という隣接した別ホテルですが、内装はほとんど一緒なので参考として掲載します。
もっと安いところを探そうと考えると、「ホステル」という複数の人と共同で部屋を利用する宿泊施設があります。ヨーロッパではこれは主流だそうです。
しかし、知らない人と部屋を利用することになるので、安全面を考えると懸念点があります。なにより1人でゆっくり過ごしたかった管理人にとってこの選択肢はナシでした。
値段は明らかにホステルのほうが安いので気にならない人は使っても良いですが、日本人には不向きだと思います。
ibis budget warszawa reduta は、ホステルではなくホテルです。
水について
水道水は飲めません。飲める国日本くらいです。知らんけど。
歯磨きの時うっかり水道水使うと腹壊します。
歯磨きの時うっかり水道水使うと腹壊します。
歯磨きの時うっかり水道水使うと腹壊します。(大事なことなので3回言いました)
歯を磨くときも、うがいをするときも、ミネラルウォーターを使いましょう。なお管理人はフィリピンに行ったとき酷い目にあいました。
ポーランドは炭酸水が多く売られており、炭酸なしの普通の水を手に入れるのは少しコツがいります。
7tosmokeの売店に炭酸なしの水はありませんでした。GBBの売店にはあったのに!
炭酸なしの水は英語でstill water, ポーランド語でniegazowana(ニェガゾヴァナ)といいます。口で言って注文する機会はあまりありません。(あったらGoogle翻訳に書いて見せればいい)スーパーなどで自分で探す際は注意が必要です。
水のブランドはポーランド国内に数十種類あるといわれています。
管理人は複数試しましたが、まずいものは本当にまずい。当たり外れが大きいようです。
心配な方は日本でも売られているevianでも良いですが、値段が高いです。
おそらく最大手(かなりの頻度で見つけた)ブランドで、安く、管理人がおいしいと感じたブランドはこちらです。
ŻYWIEC ZDRÓJ
なんて読むのかさっぱりわかりませんが、管理人おすすめブランドです。初日に3Lくらい買っときましょう。あ、ibis budget warszawa redutaの部屋に冷蔵庫もコップもありませんでした。買うとしたら700mlのペットボトルを初日に滞在日数分揃えておくといいかもしれませんね。
もちろん、あなたの体に合うかはわかりませんので、まずは小さなペットボトルで試してみるのもアリ。
トイレ事情
海外のトイレは基本有料です。無料な国日本くらいです。知らんけど。
ただしお金を払って入るところ(GBB会場など)は基本無料です。あと空港は無料でした。
トイレにお金を使いたくなければ、これらの場所に行くか、ホテルの部屋のトイレを利用しましょう。ibis budget warszawa redutaの部屋にトイレはあります(笑)
海外に行ったことがある人はご存知だと思いますが、海外のトイレットペーパーはトイレに流せません。流すと詰まります。トイレについてるごみ箱に捨てましょう。特に、ibis budget warszawa redutaの部屋にある備え付けトイレットペーパーにはその旨注意書きがありました。日本人とかがやらかすんでしょうね、きっと。
移動手段について
ワルシャワ市内の移動には、以下のツールを使用しました。
- 電車
- タクシー
- 電動キックボード
電車もタクシーも非常に安く、空港とホテルの往復に重宝しました。しかし、ポーランドにはもっと便利な「電動キックボード」というものが普及しています。イメージとしては自転車をレンタルしているようなものです。
撮影・提供 種田芽衣子さん
映ってる人 桜さん
※2022/8/31追記
キックボードを体験している動画がYouTubeにありました!
↓こちら↓
総走行距離100km越え!電動キックボードに大はしゃぎ!DEP'S KITCHENもあるよ | VCT22 Champions // ZETA DIVISION VLOG
お値段は、最初3分間 PLN 3・それ以降 PLN 0.7 /分 と、電車・タクシーと比べかなり安いです。専用アプリをダウンロードし、ハンドルについているQRコードを読み取るだけですぐにロックが解除され利用可能になります。
タクシーのように呼ぶ必要もなく、道端に止めてあるものを自由に使える。(歩いてると結構見つかります)
電車のように駅がなく、目的地の目の前まで使える。(どこに停めても良い)
次回GBBに行く際は1日券やプライム会員トライアルを利用してもっとお得に使いたいと思いました。これに気付くのが遅かった...
なお日本でも東京都内一部地域で実証実験として利用可能です。(2021/11/6現在)
LUUP(ループ) | 電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ
都内でさすがに道端に停められてたら困るので専用駐輪場が各地にありますが、ワルシャワにそのようなものはありませんでした。その辺に置いてありました。
人生、好きなことをやればいいのよ。
— 精神科医Tomy (@PdoctorTomy) December 7, 2021
他人に迷惑かけなければね。
やる理由とか、ベストなタイミングとかあれこれ考えなくていいわよ。
生きている時間は限られているのだから、好きなことをしている時間を多くしたほうがいいのよ。
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